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しみやくすみのもとになるなど、お肌の敵として知られている紫外線。 しかし意外と忘れられがちなのが「眼」への影響です。 長い間かけて眼に蓄積した紫外線のダメージが、 歳をとってから白内障などの眼疾患を引き起こすもとに。 若いうちからの眼の紫外線対策も大切なのです。 今回はそんな紫外線の特徴や対策方法を紹介します。 太陽光線は肉眼で見える可視光線と見えない不可視光線があり、 不可視光線には赤外線と紫外線があります。 紫外線(Ultra Violet Ray 略してUV)は可視光線より波長の短い不可視光線で、 さらにその波長の長さでUV-A、UV-B、UV-Cに分けられます。 このうち地表に届くのはUV-AとUV-B。 夏に海辺などで急激に日焼けをしたときに、皮膚が赤くなるのはUV-Bのしわざです。 皮膚に対する刺激はUV-Aよりも強く、 細胞の遺伝子を損傷しやすく皮膚がんの原因にもなることが知られています。 一年のうち、UV-Bがもっとも増えるのは7〜8月。 「直射日光を浴びなければ大丈夫」と思われがちですが、 実は曇りの日であっても快晴の日の50〜60%もの紫外線が地表に届いていますので、 空模様に関わらず屋外では紫外線対策が必要です。 また、反射による下からの紫外線にも気をつけて。 海岸の砂浜で15〜20%、コンクリートでも5〜6%の反射があるのです。 紫外線によるダメージといえば、シミなどの肌への影響がよく知られていますが、 意外と忘れられがちなのが「眼」への影響。 実は眼も紫外線のダメージを受けています。 たとえば、海水浴で海に反射した強い光を短時間にたくさん浴びると、 光誘発角膜炎といって、角膜に急性の炎症が生じ、強い痛みを感じることがあります。 また、それほど強い光でなくても、長い間の蓄積で将来的に疾病のもとになる場合も。 通常、紫外線のほとんどは角膜を通過後、水晶体に吸収されますが、 わずかながら眼底の網膜部分に到達します。 そのわずかな量が長い間蓄積されることにより、白内障や翼状片 (白目にある結膜が黒目に入りこんでくる病気)などの眼の疾患のもとになることが指摘されています。 WHO(世界保健機関)によると、白内障の約2割は紫外線によるもの、という報告も。 将来の“視生活”を守るためにも、眼の紫外線対策はとても大切なのです。 具体的な方法としては、つばの広い帽子+サングラスがおすすめ。 紫外線は大気中で散乱したり地表で反射したりし、さまざまな角度から眼に入りますので、 帽子で上からの光を遮るだけでなく、UVカットのサングラスでガードしましょう。 大きめのフレームで、かつ顔面にフィットするものを選ぶとグラスの裏側や 脇といった隙間から侵入する紫外線を防ぐのに効果的です。